瀕死家族~発達凸凹息子とうつ夫とまいっかママ~

不登校&ゲーム依存症で入院した息子・うつ夫との生活。

小5息子、ゲーム依存症で入院①入院後の息子、友達ができる

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息子を病院に連れていきホッと一息でしたが…
早速病院から電話が…

「部屋でバリケード作っちゃって…
 申し訳ないのですが拘束してもよいでしょうか」


さすが、息子!
まだ抵抗してる!諦めない男!
拘束についてはずっと抵抗があり
入院を避けたい理由でもありました。


でも、入院当初はよくあると元々聞いていたし
トイレやご飯は自由とのこと。


…仕方ないこと、仕方ないこと、


と言い聞かせて「拘束して下さい」と返事を。
(家族の同意が必要だそうです)
拘束は2日間でした。


息子も2日過ぎると状況を受け入れることができ、
バリケードは作らなくなりました。


拘束が解除されたあとは
当面は個室で静かに過ごすことができました。
漫画を読んだり看護士さんと話したり。

夜怖がりになる息子に、看護士さんが寝付くまで
トントンしてくれていたようです。


個室で静かに過ごせること1週間。


他の子供達がいる共用スペースには
漫画やら本やらゲームがたくさん。

入院が長い子ども達は
皆共用スペースで楽しく遊んでいます。

看護士さんや先生が息子に
「共用スペースへ行かない?」
と誘ってくれるようですが
なかなか行きたがりません。


お友達とのトラブルが多かったこともあり
息子は同年代の子達と関わるのが
怖かったのかもしれません。


でも、漫画をたくさん読みたい息子は
ある日勇気を出して共用スペースへ。

行ってみると、色んな子が話しかけてくれて
すぐに一緒に遊べたそうです。

他の子ども達も皆そうやって先輩達が
話しかけてくれて溶け込めた経験があり
新しい子どもが入ったら、そうやって
すぐに仲間に入れてくれるみたいです。


無事に共用スペースデビューできた息子。
ここから息子は入院生活をとびっきり
楽しく過ごせるようになりました☺️


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入院直後はコロナのため
私たちとは会えない日々が続きました。


入院後1ヶ月、ようやく息子に会えました。


久しぶりに会う息子はとても穏やかで
憑き物がとれたようでした。

ご飯もよく食べ、よく寝て、
健康的な生活ができているようでした。


とても嬉しかったです。


環境を変えてよかった
息子と家族には必要な選択だった、
本当にそう思います。


何より嬉しかったのは、息子に友達ができたこと。

共用スペースデビューを果たし
友達をワイワイ過ごす毎日を
過ごすようになった息子。


息子は友達が大好きで
一緒に遊びたい気持ちが溢れているのに
学校ではなかなか友達とうまく遊べず
悲しい想いを抱える息子を見ていたので
嬉しそうに友達の話をする息子を見て、
胸が熱くなりました☺


病院には
友達関係がうまくいかない子
発達凸凹のある子
不登校の子
がたくさんいます。


息子をはじめ、
みーんなコミュニケーションが苦手なので、
お友達とのトラブルは毎日のようにあるようです。

でも、お友達と初めて深く関わり
けんかや仲直りを繰り返し
人に言って良いこと悪いことを学び
精神的に大きく成長しています。


やっぱり人との関わりの中でしか
人間関係は学べないですね。

入院せずに一人で家でゲームしていたら
こんな経験はできなかったです。

入院して本当によかったです☺️


入院まで色々な葛藤がありました。
入院してからも「これでよかったのか」
と悩む日々でした。


でも、「病院が楽しい!」と語る息子をみて
この選択は間違ってなかったと思います。


息子の居場所がようやく見つかった気がします。


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