瀕死家族~発達凸凹息子とうつ夫とまいっかママ~

不登校&ゲーム依存症で入院した息子・うつ夫との生活。

小5息子、再度不登校に⑫息子に響いた働きかけ②

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不登校から2ヶ月半。


一進一退が続く日々でしたが、

少し光が見えてきました。

 

最近は、家でのゲーム浸りの生活にも飽き

ようやく意識が外に向いてきたように思います。

 

これまで行けなかった習い事も行けるようになり

学校も「気が向いたときなら行こうかな」

という発言も出るようになりました。

 

過去やってきたことは以下に記載していますが

他にも重要な要素だったなと思うことがあります。

a1518362.hatenablog.com

 

①一緒にゲームをする(共同作業)

不登校中はゲーム三昧の息子。

1日13時間くらいはやっていると思います。

親としては本当に心配になります・・・。

 

ゲームを巡る攻防に疲れ果て

息子の唯一の逃げ場であるゲームを

奪ってしまうことはよくないと考え

我が家はゲーム時間の制限を撤廃しました。

 

この話は以下です

a1518362.hatenablog.com

 

私はゲームは全て悪!と思っていましたが

でも、息子との共通の話題があれば

少しずつリビングで一緒に過ごせる時間が

増えるかもしれない!?と思い

息子のハマっているスマホゲームやら

スイッチやらを一緒にやるようにしました。

 

ある日部屋に引きこもる息子に

マリオカート借りていい??」と聞いて

私一人でリビングで遊び始めました。

 

「あ~!落ちた!!」

「スター出た!」

なんて独り言多めで。

 

しばらくすると、息子が部屋から出てきて

私の隣に座りました。

 

息子「下手くそ・・」

私「どうやったら息子みたいにできるの?

  私も上手くなりたいから対戦して!」

息子「しょーがねーな」

 

それから毎日息子とゲームをするように。

 

部屋に引きこもる時間も長かった息子が

私とゲームをするために

リビングに出てくるようになりました☺

 

「そのキャラが一番強い?」

「どのコースならママでも勝てる?」

ゲーム中は会話が弾むようになりました。

 

また、ゲームをきっかけに

色んな話ができるようになりました。

 

私「一人でゲームしてて楽しい?」

息子「楽しくないけど、暇だから」

 

学校がとてつもなく嫌だったこと。

一人で家にいてもつまらないこと。

学校に行かない自分は将来どうなるのか。

 

🌟よかったこと①🌟

一緒にゲームをすることで、

息子の本音が聞けるようになりました。

 

私は全くゲームをしなかったのですが、

やってみると意外と楽しい!

なんて新しい発見もありました。

 

息子をいくらご飯やお風呂に呼んでも

全く聞いてくれない!と以前は憤慨

することもあったのですが

ゲームを実際にやってみると

キリのいいところまでは

どうしてもやめられない!

ということもわかりました。

 

そんな毎日を2週間ほど続けるうちに、

土日は息子と一日中ゲームをして、

ワイワイ騒げるようにまでなりました。

 

ゲームを通して息子との距離が

グッと近くなりました。

 

息子もママが自分のことを

わかろうとしてくれている、

ゲームの話ができて嬉しいと

思ってくれているようです。

 

🌟よかったこと②🌟

息子の「ゲーム楽しい!やりたい!」

という気持ちがわかるようになりました。

 

 

②ゲームのリスクを伝える

ゲームが楽しい!と思ったと同時に、

ゲームの恐ろしさも実感しました。

 

本当にいつまでたってもやめられない!!!

 

特に、スマホゲームは毎日毎日イベントがあるし、

次から次へと楽しいことがやってきて、

他のことが全くできない!

 

これは本当に恐ろしいもんだと思いました。

 

ハマっちゃう息子が悪いのではなく

ゲームが悪い!そんなゲームができる環境を

与えてしまった自分たちが悪い!

と深く反省しました。

 

そこからは、スマホが体に与える影響等を

毎日毎日言い続けました・・・

(一緒に楽しく過ごせる関係になってから

 でないと聞き入れてはくれない)

 

■息子に伝えたこと

ブルーライトの影響で眠れなくなる

・視力が悪くなる

・長時間の利用で脳が破壊され

 怒りっぽくなる

・腱鞘炎や背骨が曲がる 等

 

本人も思い当たる節があるようで

ある晩寝室にスマホを持っていくのを

やめました。

 

「どうだった?」と翌朝聞くと

「確かにスマホが枕にあると

 気になっちゃってたけど

 寝室になければ気にせず寝れた」とのこと。

 

これをきっかけに

息子本人がスマホの使い方について考え

21時にはスマホをリビングに置く

という約束を何とかこぎつけ今頑張っています。

 

少しずつ、少しずつ、意識的に離す習慣を

つけていくしかないと思っています。

デジタル機器は便利なのですが

ルールを決めて使うということが

できなければ麻薬のようなもんだ…

と実感しています。

 

この本は参考になりました。

スマホ

www.shinchosha.co.jp

 

 

③とにかく1日3つは本気で褒める

これまで叱るより褒めることが大事

とは頭ではわかっていたものの

この本を読んで全く実践できていなかった!

と衝撃を受けました。

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不登校になっている子どもは

自信がなくなっている状態とのことで、

毎日必ず3回は本気で褒める!

をやってみてという内容なのですが

これ本当に効果がありました。

 

私も不登校になってから

褒めるように心がけてはいましたが

この本を読んで実践してみたことろ

明らかに息子の態度が変わりました。

 

引きこもってばっかりで

ゲーム三昧の息子のどこを褒めれば!?

とは思うのですが

・今日は朝起きれたね

・ご飯が食べれたね

・返事をしてくれたね

・トイレに行けたね

・一緒にゲームをしてくれたね

 

幼稚園児か!?と思うようなことでも

できていることを見つけて

毎日何度も何度も褒めました。

 

息子ははじめは無視でしたが

時々「は?当たり前だろ?」と。

 

でも、夫婦&祖父母も巻き込んで

毎日毎日つづけました。

 

部屋に引きこもっているときは

扉越しに話しかけ伝え続けました。

 

毎日続けるうちに

息子の反応も変わりました。

 

「そうだろ?」

「オレできるし」

とドヤリも見せてくれるように。

 

長らく行けなかった好きだった習い事も

「明日行く」と突然の宣言がありました。

 

これまで褒めるように努めてはいたものの

実際は全くできていなかったんだな

息子のよいところを探そうとしていなかった

と深く反省しました。

 

ここからまた育て直しと思って

できることに目を向けていこう

と思える本でした。

 

家族は味方

自分を責めたりしない

学校に無理やりいかせたりしない

そう思ってもらえたのかと思います。

 

人間誰でも褒められたら嬉しいですよね。

 

部屋からリビングに出てきた途端

グチグチ言われると思うと

部屋から出たくないですね…

 

我が家は息子に「こうあってほしい!」

が強すぎて理想を押し付けていて

できていることに目を向けられなかった…

反省です。

 

最終的には息子が笑顔で過ごせることが

一番大事です。

そんな日が来るまで

辛抱強く見守るしかないですね😁

 

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